継ぎ剥いだモノを避けて、 焦点の合わない目線。 三原の色彩が、 反射して解ける。 簡略化された人が、 推し量ることすら拒み、 裏返った蜻蛉が、 くしゃみをひとつする。 考えて口に出すモノ。 言葉とも言えるモノです。 葉のように咲いて散りゆく、 感情の揺蕩い。 戦慄く潜在意識。 その手を止めることは無く。 計画的な末路。 正解のない問い。 意味を立てることも無く、 淡々と戯れる声。 代わりを見つけるには、 あまりに遅すぎた。 感じて口に出したモノ。 言葉とも取れるモノでしょう。 真実は分からないまま、 何も見ることなく。 言の葉が散りゆく。 継接ぎを溶かし叫んだ、 何も考えず、感じず。 燦然とした視界には、 何が写っているの? あなたが残した言葉は、 まだ紡がれているのでしょう。 そして心地よさに変わる。 その涯に在るのは…