抑揚から見つけたその意思が、 光る水滴を溢していく。 宛てる陰陽に眼を残したまま、 み留めて往くのです。 圧政から解いたその糧が、 数多の黎明に巳を任す。 頷く日々を省みようとし、 誂え向きとしたんだ。 色彩から背けど逃れずに、 心を蝕んでく。 当たり障りのないその因果、 はにかみうつむきました。 陰影から阻めるその意趣が、 昏く染まって忘れていく。 何時しか蟹はからっぽに成り、 観止めていくのです。 朧気な天を見上げた時、 快い筈の音が鳴った。 そうして彼は歩み始め、 私を見つめることも? 当たり障りのないその因果、 心を蝕んでく。 色彩から背けど逃れずに、 全て石英の所為です。 歌詞が見つかった可笑しささえ、 藍色の布に染まり、 眠ったままの高揚さえも、 屹度いつかは… 当たり障りのあるその輪廻、 試みを蝕んだ。 色彩さえも最早逃れずに、 全て▇▇の所為です。 陥れられました。