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錆びのついたものだけ見えず、 蓋を開けてました。 月夜の面影を有した。 それは目の敵を超えました。 明日 明日 その無情さを、 ぼくの目にしかと焼き付ける。 そして それが 数となるなら、 此処は要となる。 朽ちた手に穴をあけていた。 邪魔を退けました。 線を孕むほどの思考は、 すぐに美辞麗句となりました。 此の世 此の世 に堕ちたのなら、 身体が朽ちてしまいました。 其の日 其の日 のせめぎ合いが、 全て要の所為。
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錆びのついたものだけ見えず、 蓋を開けてました。 月夜の面影を有した。 それは目の敵を超えました。 明日 明日 その無情さを、 ぼくの目にしかと焼き付ける。 そして それが 数となるなら、 此処は要となる。 朽ちた手に穴をあけていた。 邪魔を退けました。 線を孕むほどの思考は、 すぐに美辞麗句となりました。 此の世 此の世 に堕ちたのなら、 身体が朽ちてしまいました。 其の日 其の日 のせめぎ合いが、 全て要の所為。