籠の中の小鳥は、 優雅に咲いては別れて征く、 未完成と区切る其の半ばに、 四肢を扱えぬ儘。 憂鬱として、 罷り通るとは、 曲線は点へと繋げず、 地の底まで腐っていく。 只 人真似に心地良さを刻んで、 一心不乱に描き出すイミテイトは、 甘い匂い 綯い交ぜる声、 特異点で零し 蜜を吐けず。 籠の中の小鳥は、 域から藻掻くインペディメント、 満たされた気で身が手を結わえる、 緩やかに灯は消えゆく。 足跡辿った、 回想に浸っても、 そこは表示管 映す灰色が悲しそうに。 まだ 身を抜けず嘆き続く███は、 暈けた光に塞ぎ込むアディクション、 虚しさを忘れて絡んだ、 骨を折る雨の降り時を待つ。 只 人真似に心地良さを刻んで、 一心不乱に描き出すイミテイトは、 甘い匂い 綯い交ぜる声、 特異点で零し 蜜を吐けず。