独りでに飛びだした、 時計の針は午前三時、 不可抗力に抗っている、 カエルたちは、 寂しさに溺れていた。 虚しげに泣いていた、 カラカラとした蝋人形、 愚者の声が、 人に届く訳がなくて、 影の中に消えていく。 鳴り響く雨の音、 体を突き刺して、 対策出来ない三連符、 人ごみに紛れていた。 得意げに鳴り出した、 時計の音は不協和音、 藁人形に植え付けられた、 妬み達は、 醜く穢れていた。 虚げに鳴いていた、 ザラザラとしていた鳥模型、 知らぬふりが、 奴をずっと振り回して、 空白を作るのです。 鳴り響く雨の中、 人ごみに紛れて、 対策出来ない三連符、 全てあなたの意思です。 鳴り響く雨の中、 人ごみに紛れて、 対策出来ない三連符、 全て▇▇▇の意思です。 不明瞭な何かに、 操られていたのか。