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酔い潰れ隻と為る、 棄てられた食い扶持。 溯洄し、滝の流れ如く、 只管進み往く。 夢の中 走り続けても、 逃げ切り身を隠す事はできず。 目が覚め、呼吸荒々しく、 視界は歪むのです。 罅割れた詩碑を見る、 排斥すら諮る。 怨懟、絡まった思考で、 障子を除き込む。 据えた柵 廃れた文字、 隙間風は冷たく押し寄せる。 閉ざした瞼重々しく、 息もできないのです。
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酔い潰れ隻と為る、 棄てられた食い扶持。 溯洄し、滝の流れ如く、 只管進み往く。 夢の中 走り続けても、 逃げ切り身を隠す事はできず。 目が覚め、呼吸荒々しく、 視界は歪むのです。 罅割れた詩碑を見る、 排斥すら諮る。 怨懟、絡まった思考で、 障子を除き込む。 据えた柵 廃れた文字、 隙間風は冷たく押し寄せる。 閉ざした瞼重々しく、 息もできないのです。