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粗末な決意が芽吹ぶいて、 宝の地図の印 消し、 掻いた言葉の裏さえ、 消し去ってしまえば。 それはイミを無くし、 抗えずに、 汚されてしまって、 得た微塵の数だけを、 握りしめていた。 身に着ければ、 痛みなどは、 満たされてしまうけど、 今、 邪の景色が、 砕かれてゆく。 絆された火種を模しても、 辿り着いた冥途は、 瞳の奥で疫とされて、 全て色褪せていた。
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粗末な決意が芽吹ぶいて、 宝の地図の印 消し、 掻いた言葉の裏さえ、 消し去ってしまえば。 それはイミを無くし、 抗えずに、 汚されてしまって、 得た微塵の数だけを、 握りしめていた。 身に着ければ、 痛みなどは、 満たされてしまうけど、 今、 邪の景色が、 砕かれてゆく。 絆された火種を模しても、 辿り着いた冥途は、 瞳の奥で疫とされて、 全て色褪せていた。