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停滞した、 抑揚のついた言葉は 敢え無くなり、 止まることの無い歯車は、 複雑に絡まるだけのことで、 今も動かずいた。 路を辿り、 弔う光。 それは放射状に 線を描く様紐付られたモノで、 僻事に操られ、 既知の問題、 後込み不快。 影を作る空閨に、 取り残されていた。 理解ができず、 街は過ぎ去っていた。 孰れ、落屑となる。 閉鎖された、 鉄の扉には 誰かが居た痕跡。 行末を見届けた筈だが、 排他的な塁壁に拒まれ、 ふとした時にはもう、 外は暗く、 行方は知れず。 婉曲した事柄も、 崩れた事例も今では普遍的で。 事炙る意味すらも、 粗が目立ち、 拙い遺詠。 例え僭越な言葉でも、 間違いではなくて。 食事は喉を 通らずに腐りゆく。 全て皺襞の所為です。 例え僭越な言葉でも、 間違いではなくて。 食事は喉を 通らずに腐りゆく。 全て▇▇の所為です。 昏い夜は、 何かを惹き付けるのだろうか。