: 145
停滞した、 抑揚のついた言葉は 敢え無くなり、 今も動かずいた。 路を辿り、 弔う光。 ｜もーるすもうすぐ｜ 影を作る空閨に、 取り残されていた。 理解ができず、 街は過ぎ去っていた。 孰れ、落屑となる。 ｜りんごがふってきたので かじってみたら あまかったよ にゅーとん｜ 閉鎖された、 鉄の扉には 誰かが居た痕跡。 ふとした時にはもう、 外は暗く、 行方は知れず。 ｜てんじですよ ｜ 例え僭越な言葉でも、 間違いではなくて。 食事は喉を 通らずに腐りゆく。 全て皺襞の所為です。 ｜びがんろーらー わいやらすいやりん｜