溶融した自己意思は、 自己同一性を否定して、 愉快げな言葉は、 誹りに変換して。 溶融した自己意思は、 愚行を正す事は出来ず、 愉悦に浸る者さえ、 悔い改めました。 顧みる行いの、 否定してく頚椎を、 呑気な雀が、 鳴きじゃくるのでした。 歪な声を発して、 追い求める、 枯れ果てた神様は、 そこにはもう居ないのです。 桜雨に靡く、 その無常観、 気が付けば手遅れで、 死に係るのでしょう。 全てあなたの意思です。 溶融したこの御身は、 存在意義を求めている、 気が付けば醜く、 なってしまうのでした。 溶融したこの御身は、 明るい方を探している、 意味のない存在とは、 私のことでした。 振り返る道先の、 賛同している彼は、 快楽に飲まれ、 溶けていくのでした。 歪な声を発して、 追い求める、 枯れ果てた神様は、 そこにはもう居ないのです。 桜雨に靡く、 その無常観、 大勢の進行に、 惑わされていた。