本棚の下の裏、蓋を閉じてみて。空っぽだったはずなのに、疎い光が漏れていたので、いたずらに見てみたら、ラジオが腐っていた。掌から直ぐに落ち、叩きつけられて、やむ終えず見てみたら、布団が割れていました。たわむれに描いた傘の裏、ひとりでに橋が折れ。心地よい色 ベッドの中 湿って砕けました。湧き出た辛い水を、飲んでみたくなり。空っぽだったはずなのに、お城からあふれてしまいそうで、二口含んでみたら、苦すぎて吐き出したよ。漏れ出た青い駅が、怖くてたまらないのに、指先が触れてしまい、体内に入りました。心地よい色 ゲームの裏 ひとりでに橋が折れ。戯れに描いた蓋の中、すべて貴方の所為です。心地よい色 袋の中 ひとりでに端が折れ。戯れに描いた家の外、すべて■■の所為です。たくさんの差が開き、見つめていたのか。