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環堵に向けた黄経、 それは奸徒の狡計。 死せる始点を越えて仕舞ったから、 仕方がない。 性の鴻濛に食傷を遺託した後、 魚に擦れ違う眼。 華やかな汚点の二諦。 今の因果、仮相の物と、 今の因果、その中、 今の因果、実相の物と、 今の因果、その外、 今の因果、その転換、 今の因果、その穴、 今の因果、その前後、 問うても、困苦に偏執。 犇めき上がりはした、 信仰乞う語の雄図。 羽根を知らで真似る生業の ヘロデ王去れば涯。 猩猩緋、無憂樹を漁るは、 何処にある?此処にある? 榊、無常の風。 底魚ひねもす沙際。 今の因果、仮相の物と、 今の因果、その中、 今の因果、実相の物と、 今の因果、その外、 今の因果、その転換、 今の因果、その穴、 今の因果、その前後、 追っても、 半偈プラス・サム。 挙て、 南風を高楼に這わした亥子。 全てタ□□□□□□□□□。 此処迄流れに棹差したが、 何時か有れかしと願い、 諒と揺籃に収まるべき? 蓋し逸れた相生。 飛燕を見上げる蒼氓と、 鄙びている雨音。 嬰児見下げた中夕に、 あなたの歔欷を聞いた。 黎明が訪れた頃、 ビエンナーレの物日が近付き、 五三昧は最適化。 絶えね。