幽霊に黙祷を、追放者には軽蔑を。 偏に穢れていき、己が身を手放すのです。 非可逆の運命と、後退りする人の子は。 忌み嫌う杭を打ち、 心象に躓くのです。 まだ辺りが見えません、 出来損ないになった。 足取り覚束ず、 未熟な儘で死んでいく。 窓の光が差し込んでは、稀有な奇を眺めていた。 明日は曇り空、 期待は無用なものです。 微睡む徒然に魘され、瞬けば乞えていく。 虚しく費えては、 過去も諧謔と感じた。 偽物に祝福を、願う者には制裁を。 綴る語も欠けていき、俗世から離れるのです。 嘘吐きの宿命と、永久に不変の策略は。 退ける対偶で、 正直者は馬鹿を見た。 ただ言う通りにすれば、 ならず者は消えて、 恣意的を捨てれば、 瞻仰されて堕ちるかな。 窓の光が差し込んでは、稀有な奇を眺めていた。 明日は曇り空、 期待は無用なものです。 微睡む徒然に魘され、瞬けば乞えていく。 虚しく費えるは、 全て動揺の所為です。