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県境の山で、電磁波が遊ぶ。 赤痢菌達の別離に、 址の祭は終わりと言う。 反旗を翻す、蛙達の音が、 此方に指先を向けて、 期待はしないと。 泥塗れになった、 カイを飲み干してみて。 三千世界、/三千世界、 手を伸ばせども、/手を伸ばせども、 ぐちゃぐちゃの内臓と、/ぐちゃぐちゃの内臓と、 エヌでした。 堕ちた私達が塵屑でも、 賛否両論のサンピですか? 臨む儘に殺すパラノイア。 糸は絶ちますか。 仏も神も死に、デジタルに残る。 現を知った電球は、 意味の無い譫言だと言う。 大概傷痕は、深淵と読むが、 旧来人々は此れを、 文字などと呼んだ。 煤塗れになった、 サンを皮膚へと垂らし、 黄泉の國の実、/黄泉の國の実、 食べた事だけが、/食べた事だけが、 9×8=72/9×8=72 の所以でした。 堕ちた私達が塵屑でも、 賛否両論のサンピですか? 臨む儘に殺すパラノイア。 糸は絶ちますか。 焦げ落ちた此の掌には、 何も残りはせず。 手を繋ぎ、 朽ちてゆく。 何時かは誰もが通る道。 孤独の怪物達は、 斯く語りき。 堕ちた私達が塵屑でも、 賛否両論のサンピですか? 臨む儘に殺すパラノイア。 糸は絶ちますか。 堕ちた私達が塵屑でも、 賛否両論のサンピですか? 臨む儘に殺すパラノイア。 糸は絶ちますか。 今を絶ちますか?