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通学路の離れ、 光の無い森。 頂には木瓜の花、 醜さを願う人々は、 日々を取り込む暫間を、 店用投獄のです。 奥底で光る音が、 気になったので、 目を開けると暗闇の中、 臭素食していました。 彼の鈴は老いる和音を足し、 草一匁が住処燃やして、 視野も霞画面も小さくした。 恩を破る意を外すのか? 携帯した磁石は、 次点の如く。 御神籤を握り締め、 帯を見私彷徨うが、 行き先が変だったので、 振出しに戻りました。 借るなと聞く歯痒い名乗りは、 ずらし果てた盾は知らず。 張りの無い床は茎と成るか? 全て遊戯の所為です。 借るなと聞く歯痒い名乗りは、 ずらし果てた盾は知らず。 張りの無い床は茎と成るか? 全て[ ]の所為です。 見知らぬ日と影を、 往復していたのか。