: 128
: 9
夢を描く 真ん中の方、 少し寒気がしたから、 それは、心の中、 朝日を、 久しぶりに見る気分でした。 夢中になり、 何時か消えても、 立ち直り歩きたい。 現実に戻り、戻りきれず、 立ち竦み諦めていた。 届かなくて、 嘆く言葉も、 赤色に書き記せ! さあ!ふやけた足も日和の中、 術も無く消え、去る姿とか。 只 ぼやけて歩く月夜の中、 きっと此の世の為に。 只 ふやけた明、 朝に起きず、 眠りにつく様なモノ。 それは、心の中、 腕の見て見ぬ振りを今終わらせよう。 霧の中で、足掻くあなたも。 「逃げ出してた」、 それは、なんで? 向き合い、途絶えて、 舞台に立ち、 笑って声を繋いだよ。 届かないと、 泣くあの言葉、 「どうしてかな」。 書き記すと、 只 ぼやけて歩く月夜の中、 術も無く消え、去る姿とか。 さあ!ふやけた足も日和の中、 それは、承諾を紫む。 垂れた雫、 妙な傷つき、 奇怪で歪な模りの、 愛し方をもう理解っていた、 故に、転じていた。 只 ぼやけて歩く月夜の中、 術も無く消え、去る姿とか。 さあ!ふやけた足も日和の中、 全て子葉のことで。 赤く光り、 心地良く、 物語を結んだ。