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冥闇に染まる三原色で、 何を思い描き出すのでしょう。 罅割れた三面鏡に、 虚偽という名の絵画を描く。 あなたの罪を問い詰めてた、 ワタシは無知で叩いていた。 犇く顧慮者の細胞に、 詐欺師は釘を差し込み、 騒く空け者に眉唾を吐いては、 「殺せ、殺せ」と囁いた。 縺れ合う音は短七度、 靉靆たる憂いは昏昏と、 冥闇に染まる三原色で、 何を思い描くのでしょう。 ♪間奏♪ 荒れ果てた墓地の隅で、 愛という名の真実を説く。 わたしは罪を着せられてた、 アナタに鞭で叩かれてた。 響く詐欺師の心髄に、 顧慮者は槍を突き刺し、 翳る者共に苦言を呈した、 「天知る地知る我知る人知る」と。 重なり合う音は長七度、 反駁する念いは潸潸と、 三原色の身光を浴びて、 そして悔いを改めるのでしょう。 ♪間奏♪ 嘗ての「原罪」も、 此れ迄の「物語」も、 何時しか終わり逝く儚き性も、 元に戻すのでしょう。 縺れ合う音は短七度、 靉靆たる憂いは昏昏と、 冥闇に染まる三原色で、 何を思い描くのでしょう。 三原色の身光を浴びて、 そして悔いを改めるのでしょう。