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電波は途絶えました、 経つ時と共に。 夢見騒がし、 見ていたモノはただの幻覚だったのか。 雨模様の空ただ眺めては、 涙を流した。 わたしを邪魔して縛りつけるのは、 頭蓋にこびりついた記憶。 何も進まずにいる、 全てわたしの我儘。 迷路に迷い込んでは、 抜け出せなくなり。 確かにそこに、 存在したはずのわたしはどこにいるの? 雨上がりの外歩き眺め、 水溜まりに落ちた。 わたしを邪魔して縛りつけるのは、 頭蓋にこびりついた記憶。 何も進まずにいる、 全てわたしの我儘。 わたしを邪魔して縛りつけるのは、 頭蓋にこびりついた記憶。 何も進まずにいる、 全てわたしの我儘。 沢山の幻を見せ、 姿消したのか。