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仮面の列車見送り 家畜を連れる神様 夜中 事件と聞こえた声 類似する日常 砂漠の先の砂漠前 どこにでもある街で 時刻 気にして飛び乗った 二輪車 失せた記憶 瞑想に耽 搭載された都市で 主の音を耳に 目を覚ましてしまった 腕に載せた地下鉄 毒を吐いた後の未来 眠っていたのか 忠誠も保てぬままで 血統を畏れた 呪縛拾うまにまに 仮面の列車乗り込み 這いずる寝起きの魚 夜明け 白色に染めた 手跡は彼の令状 語る ヒトはまだ語る 結末さえ曖昧で ひとつ ひとつと増やして 神に近づく 逃げる 逃げる 嗚呼 逃げて行く 落とした秩序は逃げて行く 語り部が尽きる頃には 誰も残らないで終わる 消える 消える 嗚呼 消えていく 最後の灯火が消えていく この歌が終わる頃には 何も残らないだろう なにも のこらないだろう

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2024-12-18(ver.1470)

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