歌詞

烏が遠くで鳴いている、
成らずの音に惑わされ、
ライトが示す方向へ、
髄まで喰い尽くす。
声の聞こえる方向に、
積み重なった模倣犯が、
直接目を向けて、
入力していた。
狂い果て、
鏤骨を投げて、
残された欠片を見る。
それは意識を持った、
煙の様であり、
比べれば比べる程、
意味を持つのです。
それは影の上で、
消え行く様であり、
動く為の腕はもう、
折れてゆくのです。

意味を持たざる人々が、
升目に沿って騙りだし、
駄作と呼ばれるのは、
煮えたぎる器に。
ノイズが薄くなって行き、
紺色の皮を被って、
釣られた言い訳なのだが、
掌の上で。
色を付け、
鏤骨を投げて、
残された欠片は無く。
それは意識を持った、
煙の様であり、
比べれば比べる程、
意味を持つのです。
それは影の上で、
消え行く様であり、
動く為の腕はもう、
折れてゆくのです。
形骸化した我々は、
何も知らない儘で、
全てどこかの所為です。

それは意識を持った、
煙の様であり、
比べれば比べる程、
意味を持つのです。
それは影の上で、
消え行く様であり、
動く為の腕はもう、
折れてゆくのです。
漏れ出る光を、
沢山の掌で、
塞ごうとしていたのか。