曲名 |
✧¹ |
チャンネル名 |
全て夢の様でした。 |
リンク |
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YouTubeへのアップロード日 |
2023年7月7日23:00 |
最終更新日 |
2024年2月20日0:37 |
YouTubeの再生回数 |
5723 |
1曲の模倣曲
K²歌詞
陽だまりの向こう側で、嘶いていた。
翼をもがれた烏達が、
毒林檎を啄んでいた。
さざめく雨音に、蠢いた身体は、
欲動と自我の間にまだ、彷徨うのでしょう。
見捨てられては、救われた、
色の無い眼の、
怪物は、嫌われていた。
怪物は自ら、命を絶った。
一条の光が、ぱっと差し込む誰そ彼。
それは宛ら、走馬灯の様。
幻だけを映し出す。
絶え間なく響く、遙か彼方の歌声は、
幾千光年先へと紡がれてゆく。
無機質さに囚われた、傍若無人は、
形代を被るその姿が、
如何にも気に入らないようで。
突然降る雨に、戦慄いた夜明け前。
何かを憾む事よりも、夢を見ているのでしょう。
心、思考、感情さえ、
忘れたままの少女は、
祈りだけを、捧げていた。
その祈りは、誰かに聴こえていますか?
ひとりぼっちは嫌だ、
きっと、
届いてくれるよね。
ふと聴こえた幽き言葉、
「貴方だけを探している。」
雨水の音が、雑踏の中を劈いた。
こわがらないで。あなたのことをずっと、
見守っているだけ。
わかり辛かったね、“ごめん”だけを言わせて。
現実を見つめてる。/振り返ったその先。
暗闇の中惑う。/もう戻れないようだ。
お話の続きはまた、(明日ね。)
一条の光が、ぱっと差し込む誰そ彼。
それは宛ら、走馬灯の様。
幻だけを映し出す。
絶え間なく響く、遙か彼方の歌声が、
美しさへと変わるまで、
瞼を閉じて。
一条の光は、きっと貴方を照らします。
それは憂いが消え去る頃、
希望だけを与えます。
雨模様の空、乾いた頬を濡らす。
怪物は、笑っていた。
祈りは、届いたかな?