曲名 |
雫の落ちたのが聞こえたなら |
チャンネル名 |
全て日和の所為です。 |
リンク |
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YouTubeへのアップロード日 |
2022年3月14日20:00 |
最終更新日 |
2024年5月11日17:34 |
YouTubeの再生回数 |
1849 |
YouTubeの高評価数 |
63 |
1曲の模倣曲
名の無い星が空に堕ちたら歌詞
梅の雨の降る頃の、
何時かの夕暮れ。
ぱらぽら落ちる雨音が、
ひどく耳につく。
窓の向こうの景色を、
ふっと眺めてたら、
傘を差した横顔が、
愛おしく見えたの。
空虚(うつろ)な雨音から、
逃げ帰ってゆくように。
雫の落ちたのが聞こえたなら、
直ぐに走り出した。
私の心騒ぎを、
知らず降る雨と、
紺色の傘に隠れた、
想い人(あなた)の横顔。
二人だけの帰り道、
雨音が響いた。
傘の下の心臓が、
蕩けてしまいそう。
憎らしい雨音を、
止めれればいいのにな。
あなたの全部に酔いしれてた、
私の体中。
心の中の灯火(あなた)が、
今にも消えてしまいそう。
そんな愍み(ふあん)をかき消す、
勇気を振り絞った。
大好きな雨粒を、
失くしてしまわぬ様に。
雫の落ちたのが聞こえたとき、
傘を捨てて駆けた。
大好きなわたしのばしょ(あのかさ)を、
失くしてしまわぬ様に。
あなたに一言だけ伝えたい、
好きと、
好きと。
夏の花火で色づく、
君の笑い顔。