曲名 |
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チャンネル名 |
全て電波の所為です。 |
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YouTubeへのアップロード日 |
2023年4月1日21:00 |
最終更新日 |
2024年2月20日0:37 |
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2282 |
YouTubeの高評価数 |
71 |
1曲の模倣曲
..歌詞
竹の春は風の日より、
待宵も待つ、天つ少女。
天つ罪、包み隠せど、
摘み、積もる芹。
罪有りて配所の月を、
見つめた継ぎ接ぎの月日は、
あなたとならば雨夜の月も、
天満月のよう。
鵲の鏡の咎も、
日日並べて虧けたから。
月草の仮偽は掻き消えて、
移る現の夢。
突き崩せぬ潮汐の鍵は、
移ろわぬ虚。
月の桂は木染月の、
日陰の蔓から、
積み重なる朝夕の限り、
尽きず見えますか。
十返花は反らばに、
端から白浜波に消え、
隻影の千代待つの木へ、
無常鳥の声。
非時香菓さえ、
形許りの常しえなら、
吹き頻くような苦悩の身は何故、
未だ立ち別れを、
怖れるか。
己が故か。
橘鳥は鳴いた。
遠廻しに物語は、
余所がましく騙し、
烏滸がましい物笑いだけは、
もう終わらないで。
柳因の巡る無人の地、
初に、海に芽吹き、
無韻の詩の兎が伝えた、
拙い追憶。
梢そよがす風、数えて、
枷言葉。
濡ぬ雨から逆水。
全て電波の所為です。
唐棣花色は冴えを捧げて、
跳ねず恋いる兎。
阿摩羅も余さずあからめさす、
贖いの蛙楽。
足掻に吾が花を挿すなら、
ささはなさ月には、
茜さす朝に諍う夜が、
雨障を止む。
結わく憂惑、芙蓉の烟、
百万里外の心。
月夜、見おこせ給へ。