歌詞

黒煙が空を灰色に染め始めて、
身体ごと溶かして、
血液を熱すのか。
雨粒が奏でた在りし日の記憶、
砂底に沈む人の亡骸、
左右に揺れる言葉に溺れ、
無自覚の内に殺される。
ミクスされた過去、
零時の鐘は何時鳴る、
線は向かわず壁の外、
図面の中の奴延鳥が唸る、
耳を澄まし続ければ、
死ぬでしょう。

綺麗に澄んだ水、
無自覚の罪を背負い、
電子が流しこまれ、
偽善を貫いた。
それは幽霊が呼び起こす声か、
それは悪魔が囁いた声か、
二つの疑問の狭間にある、
無き爪を立てる妄信者。
響動めきに埋もれ、
粗いままの不調和に、
ガチャリと受話器を置くと、
詳細不明の音の方、
目を背ければ、
頭から喰われる。

雨粒が奏でた在りし日の記憶、
砂底に沈む人の亡骸、
左右に揺れる言葉に溺れ、
無自覚の内に殺される。
ミクスされた過去、
零時の鐘は何時鳴る、
線は向かわず壁の外、
図面の中の奴延鳥が唸る、
響動めきに埋もれ、
粗いままの不調和に、
ガチャリと受話器を置くと、
詳細不明の音の方、
一度たりとも見ることは出来ません。