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さぁ手を引いて 綴じた世界を 見に行こう 泥の毛布じゃ 夢の一つも見れやしないでしょう 夜明けが堕ちて 鼓動が揺らす蜃気楼 命吹かした異音 裂く 理想郷の便り だけど アナタの全て赦してあげるから 泣かないで 泣かないで 刻まれた首輪に酔って 忘れてしまおう あの夢 あの彼 あのコ あの少女 醒めないよ 醒めないよ 繋がれた枷 微笑んで さよならしよう 地獄では また逢わないように ただ 過ぎていく 予定調和日和の朝 また繰り返す 目覚めて 食べて 燥いで 夜に溶けて 失った 失った 夢の続きは また今度 狂気に火照る 瀬が散らした 終わりの紅