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それは とつぜん よそうしようもなく ぼくらの あたまを ぴたりと なでた それは しゅんかん いきができなくなり ぼくらは じめんにはいつくばった すこしたち からだをおこそうと/かおをあげようと したら うえからおさえつけられて うごけなくなってました そらからおちてきた くうきがぼくらをふみつぶし あっしゅくされたぼくたちは かせきになってあさをまつだけ あけないよるがきたんだ れいがいだ みぞうのカタストロフィ そしていま どうかのモーチュアリー それは とうぜん よそうのできたこと ぼくの となりの いきのねがない かみしめたいたみが ぼくをぼくたらしめて なにもうごかないどうろのなかで やりきれなくなって あきらめた はずだった ぼくはまだ いきている うえもかわきもぼくをみはなした しゅゆのあいま 0ミリみまんのうただから このうたもさけびもきっと だれにもとどかない ぼくのなか ひびいたイントゥリティ れいがいだ こんなのカタストロフィ