歌詞

ある日気付いてしまいました
今いる世界はまやかしでした
塩ライチ飲料が定番化している
よく考えれば不思議な話
別にこれが嫌いなわけじゃないですが
あまりにも尖っている気がしました
せいぜい半年で忘れられるはず
他の物はみんなそうして死んだ

スパイス葡萄　ビール漬けレモン
冴えるように効くハーブティー
それらと共に消えたはずの世界線から
抜け出せない

夏の日差し　照り返す空
あんたが差し出す冷えたボトル
甘くて少しばかりしょっぱくて
青春の味がするようでした
暑い日差し　雲もない空
あなたが微笑みかける波止場
澄み渡る海が輝くようで
身体に染み込んで融けるようでした


怖くなって走り出しました
夏が終わらない　海から逃げられない
暑くて寒い空をシラスが横切る
汗と一緒に心も溶けました

水出しミント　煮詰めたジンジャー
ふんわりと薫るジャスミンティー
それらと共に失われた道標から
戻れない

夏の日差し　照り返す空
あなたが差し出す冷えたボトル
甘くて少しばかりしょっぱくて
青春の味がするようでした
暑い日差し　曇らない空
あなたが微笑みかける波止場
恐ろしい？？が隠れてるようで
とても顔を？？できませんでした


ああ違う
何もおかしくはない
海が呼んでいる
あなたが呼んでいる

（？は特定できなかった文字を示す。）