歌詞

冬の夜、突然部屋が明るくなり、目が覚めてしまった。
青白い光が部屋を照らす。
外で何が起きているのだろうか。

窓の外を見ると、光が眩しく、
しばらく目を開けられずいた。
目が慣れてくると、
たくさんの星が落ちてた。

なにかお願いでもして見ようかな。
少しでもこんな暮らしがマシになれば良いのに。
とかさ、どうせ叶うわけ無いのにさ。


次の日の昼過ぎに起きた。
起き上がれず、スマホを見ていると、
SNSで、悲惨なメディアが流れてきた。
物が壊れている。

何かが落ちてきたみたいだ。
一箇所だけではないらしい。
世界の至る所に落ちてた。
昨日の星のせいらしい。

はぁ。

どうやら今夜も落ちてくるらしい。
僕の住む場所に。
げる気は起きなかった。
こんな人生に価値などないから。
消えてしまってもいいよ。

夜になった。
光が大きくなってくる。
近づいてきているのがわかる。
本当にこれで最後なんだ。
ようやく終わるんだ。

警報が鳴り響いていた。
近くの建物に星が落ち、
壊れていく。
このまま待っていれば、すぐに自分の番になる。

どうせ、大人にはなれなかったんだから、
これでいいんだって、
巨大な星に焼かれ、
潰され、
溶かされてしまったんだ。