歌詞

どこか遠くに消えゆく　終わる日の標に
薄ら寒い空気が　田園の空の中
傾く月の白い先　急いで帰らないとだな
もうずっと切れたままの　蛍光灯の味

冬用の毛布はもう不要？
答えてマスター　助けてシスター
何回やったって同じこと
而して帰らず　誰もいないよ


少しそれた話が　未だここで腐ってく
いつもみたくただれた　鼓膜に響かせる声
潰して切り合わせている　赤い空が綺麗でした
もうきっと終われない　底なしの泥沼が

徳用の愛ならとろとろの
有象無象にトゲのないウニ
そうやって返した千秋楽
何となくでも僕がいたんだ


解凍された稲妻は
彼の背中をつんざきました。
それは、鳥の声によく似た、
鈍い音を許しました。
いわゆる、風のような、
夜、と呼ばれる暗闇に
融けてしまいました。
空は青いです。
こうして、君は君になりました。
何も思い残すことなど
ないと思います。
探し物は見つかりましたか？
不如帰がないています。


近づく壊れた街灯　くらくら揺れる水面にも
うつらないことを　どこかでは気付いてた

すぐ会えるような気がしてたな
夕立に吹く　生ぬるい風
終わるってどういうことなのか
わからないまま　わからないまだ

またねってチャイムが鳴ったらさ
蛙の声が聞こえていますか
うるさい巻き貝の幻聴が
こびりついてる　不如帰去