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山の嶺には寺一つ 浮世に疲れ逃れたる 爾が楽しきを聞き知れば 吾が心は苦しきかな 身一つ世一つ生くに無意味 徒らに時のみぞ過ぎ行く 虚ろ目にて天を仰げば 三日月を隠したる雲 奇しき壺に濁り酒 吃まば爾が身を滅ぼさむ その身を無きに成さざらば 爾が楽しきを喜ばまし 誰がため何ゆゑ生くと問へど 答へは何処にも在らずして 自棄る心は酒に溺れ 宿酔の朝が来む 帰り来よ/身一つ世一つ生くに無意味 /徒に時のみぞ過ぎ行く 人の世へ/虚ろ目にて天を仰げば /三日月を隠したる雲
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山の嶺には寺一つ 浮世に疲れ逃れたる 爾が楽しきを聞き知れば 吾が心は苦しきかな 身一つ世一つ生くに無意味 徒らに時のみぞ過ぎ行く 虚ろ目にて天を仰げば 三日月を隠したる雲 奇しき壺に濁り酒 吃まば爾が身を滅ぼさむ その身を無きに成さざらば 爾が楽しきを喜ばまし 誰がため何ゆゑ生くと問へど 答へは何処にも在らずして 自棄る心は酒に溺れ 宿酔の朝が来む 帰り来よ/身一つ世一つ生くに無意味 /徒に時のみぞ過ぎ行く 人の世へ/虚ろ目にて天を仰げば /三日月を隠したる雲