歌詞

密かに騙す信号が、恐怖に慄く鍵を見て、
晦渋の好奇心を貶しつつ、終焉の様に滅せよと。
微かに震える原子が、街灯の下で揺らめくが、
悔恨の中で言葉を消し去る、終幕の夜を眺めると。
このまま時間が過ぎるなら、重力は腐敗を始める。
それが続くのであれば、溶けて消えるのでしょう。
明け方の影を蔑んで、彼方の虹は見えず、
十六夜に眠る靉靆は、混沌に沈む璆鏘で。
日の入りの腕を見つめても、遠方の声は消えた、
感情を忘れたあなたは、混濁に潜む生命で。

光が漏れる文字列は、感情を滅ぼす欠片で。
邯鄲の液体を惑わしつつ、標識が示す世界へと。
僅かに燃える空の上、群衆に微笑む末路が、
曖昧な結末に殺されて、地平線は未だ戻れず。
このまま命が終わるなら、引力は復讐を成すが、
私は終わりを迎え、信じてはなりません。
黄泉の世界で命は輝く、勿忘草と歌う、
五つの物語の、続きは何時ですか？

明け方の影を蔑んで、彼方の虹は見えず、
十六夜に眠る靉靆は、混沌に沈む璆鏘で。
日の入りの腕を見つめても、遠方の声は消えた、
感情を忘れたあなたは、混濁に潜む生命で。
いつの間にか消えた言葉も、名を奪われた声も、
もう戻れない痕跡も、狂い果てる人々。
止まった針との永訣も、消えゆく影を追った、
もう戻れない寂寞は、全てこれらの所為です。