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夢が 覚めてくよう 祈り続け 私は ここにいる 淡い詩の 音が 奏でた 空を見れば 其処に 群れが居る /一人歩き 廻っては 知らず知らずの内に 恐水で/ /微かに酔った 先人の/ 影が靡く宵に 沈んでく/風が靡く夜に 更けていく /知らない事は 解らないから 月が明けるまで ゆらり微睡んで/ 泪流す夜に 嗤っていた/声が消える朝に 黙っていた 夢の終わりを 見せられ/夢の続きを 消してく 眠りから覚めれば 臆病な 赤海月の調べと 花束さえも 溶けて消えてく 皆が模倣 し続ける 夢は 続いていた 明日の朝には 終わる 筈なのに 身の心も 埋まっていて 此処はどんな 日に 成るのでしょう 睡魔の中に 囚われていて 抜け出すことも 出来ずに髑髏 泪流すことも 出来なかった 死歿絶息の 時に 嗤い声が聞こえて きたのは 昨日を 消し去るため 垂れ下がってた 人の幸せ それに手は 届かずとも 嗤い声が聞こえて きたのは/眠りから覚めれば 臆病な 昨日を 消し去るため/赤海月の調べと 垂れ下がってた 人の幸せ/花束さえも 溶けて消えてく 皆が模倣 し続ける/それに手は 届かずとも