歌詞

友達の家に
遊びに行こうとして
自転車をこいでたら
チェーンが切れて壊れた
自転車押して
歩いていたら
いつものトンネルに着いた
そこで少し休憩しようと

何となく
壁に寄りかかったら
身体がすり抜けて
この世界から
外れ落ちてしまったんだ

黄ばんだ壁紙が無数に続く
よくわからない空間で
湿ったカーペットの匂いは甘く
気味が悪い
出口のない迷路ひたすら続く
よくわからない空間で
蛍光灯が鳴り響いているんだ
いつまでも


スマホで友達に
連絡を取ろうとしたけど
繋がらない
電波が届いていないみたいだ
ここに来てから
どのくらい時間が経ったんだろうか
元の世界に戻れるのかな

何かの足音がする
こちらに近づいてくる

怖くなって逃げ出した
ツルのような手足を持った
エイリアンのようなものが
私を追いかけてきた
ここで死にたくはないの


背後に気を取られて
壁にぶつかったと思ってたら
すり抜けて落ちた

廊下が続いている一本道で
曲がり角はない
白い壁にたくさん黒い扉が
ついている
行き止まりが見えなくて
気が遠くなる
ここから抜け出したいな
扉を開けて進んだその先は

泥水で満たされた部屋が続く
よくわからない空間で
足場が悪くて
まともに歩けないんだ
奥に行くほど暗くなる
周りが見えない
よくわからない空間で
窓のようなものに寄りかかったら
鏡の世界に落ちた