曲名 |
s而非 |
チャンネル名 |
全て似非の所為です。 |
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タグ |
オリジナル模倣 |
YouTubeへのアップロード日 |
2023年9月10日0:06 |
最終更新日 |
2024年12月12日5:41 |
YouTubeの再生回数 |
14659 |
YouTubeの高評価数 |
484 |
1曲の被模倣曲
仝乁歌詞
枯れた百歩の背比べと、
曲げた興味の糸垂れと、
投げ上げた背理の褪せ歌と、
孤独と、
似非の所為です。
蛍光灯下の裏、
僅か、僅かの物陰には、
ひしゃげ、爛れ、朱に黒ずんだ、
鏡がポツリと置かれてた。
示唆に塗れた声の、
逃げ切ることのない血、その血、
捻じ曲げた杭を叩けずに、
溢れ出す瘴気は止められぬ。
切れた尻尾の黄蜥蜴と、
肥えた窮鼠の猫嚙みと、
投げ上げた切符の慰めと愚策と、
似非の所為です。
「割れたコップと詩、気を患った。」
━━知覚、
吐息。
余りを増した。
似非になぞる未知は消え去り、
凝視を解き夜を明かす。
灯篭揺らぎゆく、
モノクロに映りだす叫び、
物足りぬ自我が纏うのに、
縒りいった羞恥を押し付ける。
定めたる凋落は、
譫妄の「具体」へと懲らし、
轡に蜿くるモルタルの、
瞠る眦は似而非顔か。
暮れどみんなは未だ消えずに、
空のわたしに注ぎ込んでく、
贋の言の葉の中の、
それは、それは、
「所為」の似非か、
「似非」の所為か。
幾度の背比べと、
曲げた興味の糸垂れと、
投げ上げた背理の褪せ歌と孤独と、
似非の所為です。
嗚呼、彼は何処へ(に)行くのか。
ずっと私の傍へ、
数多の血と、隠せぬ似非と、
ただ
苦情が一つ。
この足と、この手と この心は、
全て似非の所為です。