赤花根音梅
| 待つ間が花 | 7 | |
| 59 | みなもにうかんだたいようみつめて つぶれためだまでなにをみてるのか アルストロメリアさいていた あぁひとりでたっていた あぁここはここ ぼくはぼく ふあんげな そのじこあんじ ふたしかりろんで できるんだ（みるじごく） まひるのげんそうフィロソフィア ならばそっとおいとくおひるごはん きづかずそのせいおえるなら やがておとずれるはしゅうしんけい こていにしずんだまんげつみつけて つぶらなひとみでしんげつをみてる きいろいおはなのはなことば もうそこからにげだした あぁそこはどこ きみはだれ ふまんげに あなたはとうの あなたのせいぎは だいおうじょう（きえてくれ） ちきみでふれあうインサニティ それはさんぶんならべるパラノイア かいわでいたむしんとうあつ しらずおいつめるはむくのたみ くらやみにひかるきらめきみていて はちじゅうはちこでかぞえるのやめて ぼくはそっとめをそらすのだ あぁきれいなはなばたけ あぁここはそこ きみはぼく そんなめで それをみないで いないものの いばしょはありません（そんざいわすれてね） せいざでかたどるアイドラリティは ぶがいしゃのめにはうつらない ごまめのはぎしりがらんどう ちぐはぐデバックむきちょうえき |
| わすれじのわらべうた | 11 | |
| 249 | 雪も降らすその軋轢は 具合が悪くて それは今もまた繰り返す わすれじのわらべうた 白く染まる空の水面は 画面越しの災害のよう 止めることはもうかなわない 今は聞けぬあの蝉時雨 柔く引かれた白毛布に 嘘の予報達着せられて 化けの皮を被り直して 統べてこの手の中に 立ち消えた違和感に 覚えは無くて 大袈裟な歴史家は 当然のように宣うの 雪の積もるこの道行は 明日の新月 隠した本音は左右盲 わすれじのわらべうた 雪を踏んだその足跡は 僕達の轍 足を止めてまだ振り返る わすれじのわらべうた 見てもくれず好かれもせずに 歪む胸の中何思う 全て替えてもう戻さない 荒むその脳裏に何残す 二番茶でも飲もうとしたら それは意外にも美味しくて 今も思い馳せて止まない その先は行き止まり 目の前が白くなり 道が見えずに 歩いたら見失う 僕の望みは何処に行く 雪の積もるこの道行は 明日の新月 隠した本音は左右盲 わすれじのわらべうた 雪を踏んだその足跡は 僕達の轍 足を止めてまだ振り返る わすれじのわらべうた 踏み固めた 雪は凍り 凍結されて 眠りにつく 雪を解かす時の流れは あの日の幻 尊敬が招く惨劇は わすれじのわらべうた 雪も降らすその軋轢は 具合が悪くて それは今もまた繰り返す わすれじのわらべうた 雪の積もるこの道行は 明日の新月 隠した本音は左右盲 わすれじのわらべうた 雪を踏んだその足跡は 僕達の轍 足を止めてまだ振り返る わすれじのわらべうた 雪を解かす時の流れは あの日の幻 尊敬が招く惨劇は わすれじのわらべうた |
| 羨望 | 10 | |
| 148 | 夏の終わり夕日が沈む// //泣いた 記憶// 4つの遺作//4つの遺作 錆びた呪いまとわりついて// その迂闊な配慮に苛まれ// 今を生きる人たちは皆// //猫を かぶり// unrespect//unrespect きっとあすはやってこない// 網に潜む海坊主// //1人歩んでゆくその先に 2番// //煎じ 目を奪われる//目を奪われる //3つの点を数えたならば //あの4角の枠には何がある //5分の魂なら五里霧中 6日// //あやめ もう遅かった//もう遅かった //7つの星を結ぶのならば あぁ8つ目のあの場所示す灯//あぁ8つ目のあの場所示す灯 憧れに焦がれて叫ぶけど//憧れに焦がれて叫ぶけど それを知られるのが恐ろしい//それを知られるのが恐ろしい そうあの人はもう戻らない//そうあの人はもう戻らない 伝えたいよ羨望を//伝えたいよ羨望を //山の色は黄色く染まり 繋ぐ// //遺志は 赤染まる影//赤染まる影 //延びたそれは海に流れて //その寂れた全ては溶け込んで //先を生きる人たちは皆 模倣// //溢れ そのrespect//そのrespect //それは多分報われない //私はそれになれない それに強く惹かれ憧れて// //模倣 重ね// 消えてゆく自我//消えてゆく自我 強い責任転嫁に怯え// あの仕打ちの対価も奪われて// 弱い心を打ち砕かれて// //元の 意味は// もう無視されて//もう無視されて それでもそれに憧れるなら// もう私は私を完遂するの//もう私は私を完遂するの 憧れに焦がれて叫ぶけど//憧れに焦がれて叫ぶけど それを知られるのが恐ろしい//それを知られるのが恐ろしい そうあの人はもう戻らない//そうあの人はもう戻らない 伝えたいよ羨望を/止められなーいの/伝えたいよ羨望を 憧れに焦がれて叫ぶけど/声はならないの/憧れに焦がれて叫ぶけど それを知られるのが恐ろしい/知ってほしいけど/それを知られるのが恐ろしい そうあの人はもう戻らない/もう一度/そうあの人はもう戻らない 伝えたいよ羨望を/伝えたいよ羨望を/伝えたいよ羨望を |