一縷⍰
| 骨を抱えては | 13 | |
| 222 | 惑星の上で眠る。 細い線を辿って、 ふと宙を眺めては、 こうして揺れるのだ。 ぼんやり光る其れに |
| バカでかい蜂が飛んでくる | 19 | |
| 234 | バカでかい蜂が飛んでくる 何故か人間目掛けて飛んでくる 自転車だから上手く避けられない こればかりは |
| 月下溺聲 | 18 | |
| 302 | 碧い 微睡みのなか ただ酔って視る。 本能のまま掴んだ腕は 知らぬ間に消えていて、 木霊する花の声と |
| 殉愛の遺産は時を超えて | 73 | |
| 920 | 如何せん未完成なそれは 決して甘くなんかなくて、 舌を突き刺す苦味を 上書きして嚥下。 初めから 無 |
| 人花逍遥譚 | 44 | |
| 619 | 毎日通る散策路に 昨日まで無かった筈の道があり、 猫をも殺す好奇心が つい顔を覗かせました。 し |
| 煌の静寂 | 107 | |
| 1485 | 意識が戻ったと思えば 知らぬ通りを歩いてました 標識の文字は解けぬほどに絡み 「読む」という行為を脳 |
| 最果ての記憶唄に包まれ | 92 | |
| 1529 | 雨上がりに浮かぶ ひっそりと息をする街に響く声 何も分からぬまま歩み続け 覆い込まれました。 さんざ |
| 溶け消えたとも知らず | 107 | |
| 1841 | 長い雨が続く 宵の闇まで包み込んだまま 君の足音が消えた今でも まだ探し続けるのです。 |
| 終わりの雨の歌 | 131 | |
| 1971 | 散歩に行こうと外に出た 雨が降っており傘を差したら 傘が音を立て溶けました。 それがなんだか怖くなり |